言葉にならない愛を、君に
「勇也くんも?」
「・・うん。ごめんな。咲茉と航平でいってきなよ。俺たちずっと4人で一緒にいれるわけでもないんだしさ」
「なにそれ!ひどいなあー勇也くん。そんなこといっちゃって」
とてつもなくきまずい。きまずすぎる。
勇也もそんな突き放すような言い方しなくても・・・
でも咲茉は軽い冗談だと思ってるのかあんまり気にしている様子はない。
「じゃあ、俺たち部活いってくるわ」
「うん、わたしも今日早いんだ。だからもういかないと」
「じゃあ、またクリスマスの日にな」
「うん、連絡するね。バイバイ!」