言葉にならない愛を、君に


ガタン

大きな音がして頭をあげるとお金を置いて店をでていく芹沢さんがみえた。


わたしの気持ちが届いたのかはわからない。

でも、届いてくれたと信じたい。



本当は別れてほしいっていいたかったけど、いえなかった。

きっと今の気持ちが届いたなら芹沢さんは変わってくれると信じて。

あとはもう勇也と芹沢さんの問題だから。



わたしも残っていた飲み物を飲み干して、席を立った。
< 204 / 249 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop