言葉にならない愛を、君に

「お前ら、ここ一応俺の家なんだよ。いちゃいちゃすんなら他いけ」

「勇也くんはひどいなー、ねー?」

「ほんとほんと。心が狭い男だよねー?」

お酒が入ってないはずなのに、酔ってるように見える2人。


「はあ、勝手にしろ」


勇也がなんだかんだで折れて結局変わらなかった。



「ねえ、勇也、あとで話しあるんだけど・・いいかな?」

「うん、俺も話しある」


事情を知らない咲茉だけはにやにやしていて、告白だと勘違いしてる感じだったけど、航ちゃんはそんなわたしたちを少し怖い顔でみていた。

さっきまでのいちゃいちゃした雰囲気はどうしたといいたくなるくらい。


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