言葉にならない愛を、君に

「さてと、まずは・・」

2人で手分けしながら作業を進める。


「よし、あとは待つだけだね」

オーブンにいれて待ってる間いい匂いがリビングにまで漂ってきた。


「それよりさ、咲茉は航ちゃんにはどうするの?」

「航平くんには別で作るよ!というか、明日部活終わりに会うの。わたし明日早く終わるからさ、そのとき作ろうかなって」

「そうだったんだ!!何作るの??」

「ちょっと頑張ってガトーショコラでも作ろうかなって」

「すご!航ちゃん甘いの好きだから絶対喜ぶね」

「そうだといいな」

「咲茉が作るものならなんでも嬉しいよ。きっと惚れ直しちゃうね」

「あはは、大げさ」

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