気づいて
••莉央
莉央・・・
変わってなかったなぁ・・・
凌平さん、相変わらず
かっこ良くて・・・
凉太、あの人が貴方のパパよ
『気づいて』・・ほしい気持ちと
凌平さんが、今、幸せなら・・と
思う気持ちがある。
「莉央、何か良いことあった?」
「うん?どうして?」
「そんな、顔してたから」
「あのね、おばあちゃん・・・
莉央は、今日の事を話した。
「そう、凉太のお父さんと?
凉太、パパに抱っこして
もらったの?
良かったね。」
と、凉太に言うと
凉太は、ニコニコしていた。
(おばあちゃん)
その夜、娘の洋子から
電話があった。