あなたの好きなおでんの具を知りたいと思うくらいにはあなたが好き
「君は強いな、」
と下を向いて呟く彼の意図が見えない。
「私は守るものが無いだけ、帰る所がないだけです。
課長にはある。家族っていう帰る場所と守るべき人達が。」
驚いた顔をしてなぜ私じゃなくて泣いてる彼。
「なんで課長が泣くんですか…」
「いや、今初めて君の内側を見れた気がした。
失格、だな、1年半も一緒にいて君のことがもう何もわからない…ごめん。
じゃあ、また。じゃなくて、さよなら、か」
…なんだそれ
でも、やっぱり嬉しくて振り返って歩いていくべきなんだろうけどそれが出来ない。
こんな私が強いですって?
よく言うよ。
強かったら彼が結婚してると知った時突き放すことが出来たし
そもそも強かったらこんなとんでもない性格になってない。
と下を向いて呟く彼の意図が見えない。
「私は守るものが無いだけ、帰る所がないだけです。
課長にはある。家族っていう帰る場所と守るべき人達が。」
驚いた顔をしてなぜ私じゃなくて泣いてる彼。
「なんで課長が泣くんですか…」
「いや、今初めて君の内側を見れた気がした。
失格、だな、1年半も一緒にいて君のことがもう何もわからない…ごめん。
じゃあ、また。じゃなくて、さよなら、か」
…なんだそれ
でも、やっぱり嬉しくて振り返って歩いていくべきなんだろうけどそれが出来ない。
こんな私が強いですって?
よく言うよ。
強かったら彼が結婚してると知った時突き放すことが出来たし
そもそも強かったらこんなとんでもない性格になってない。