あなたの好きなおでんの具を知りたいと思うくらいにはあなたが好き
お互いに料理を頼んで食べ始めた。


三浦とは外回りのあとに昼食をよく一緒に食べていた。


だからそんなに違和感がない。


とはいえこっちは緊張してる。


今まで誰にも伝えたことがないことを打ち明けるんだ。


緊張くらいさせてくれ。


「で、話ってなんですか?
告白でもされるんすか俺」


「テキトーだなお前
まぁ告白といえばある種の告白ね」


「で、なんすか?気になるんすけど」


「うーーーーん何からいえばいいんだろう…」


「らしくないっすね」


分かっとるわ。
< 28 / 72 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop