あなたの好きなおでんの具を知りたいと思うくらいにはあなたが好き

｢三浦にも上手くいかない相手がいるのね｣


｢俺は友達のままでいたかったんだ
でも向こうはそうはいかなかったみたいで｣


要するに幼馴染の女の子を振ったわけだ。


｢俺はなんとも思ってないし、向こうも彼氏出来てたりしたけど気まずいまま、｣


｢大丈夫よ、三浦ならどーにかできるわ｣


そんなこともあったね


って笑える日が来るはずだ、


私が今こうやって普通に出来てるのと同じように。



｢そーかな、先輩に言われたらどうにかなりそうな気がしてきた｣


｢うん、だから三浦も普通にそうやって笑えばいいのに｣


｢もう癖だから無理｣