あなたの好きなおでんの具を知りたいと思うくらいにはあなたが好き
それに対して私はどう?


今だって一人暮らしだし一社員だ。


転職すればなんてことない。


噂は付きまとうだろうがそしたらまた転職すればいい。


なんなら遠い離島にでも行こうか。


だからこうした。


課長にこの作戦のメールを送ったあと返ってきた返信は


『ごめん』


のたった3文字だった。


…いつか来るであろう日が今日だった。


だだそれだけのこと。


彼が結婚してると知った時覚悟をしていた。


ただほんとに来るんだなぁ…って


いつか来るこの日はもっともっと遠い話だと思っていた。
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