あまい・甘い・あま~い彼に捕らわれて
私はあんなにも一途に私を想い続けて、私の為に頑張り続けていた颯馬の手を離し、傷つけてしまった。

それでも、やっぱり私は颯馬が大好きだ。

研究所の消毒薬や薬品の匂いに囲まれた毎日は、甘い香りに包まれたくて、ふと寂しくなったりもする。

それでもきっと時が解決してくれるんだろう。

いつかまた、笑って話せる幼馴染みの関係に戻りたい。

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