あまい・甘い・あま~い彼に捕らわれて
「杏、おめでとう。
颯馬くんと幸せになるのよ」
少しかがんだ私は、ママに教会の入り口でベールダウンをしてもらう。
その先に待つパパの左側に立ち、そっとパパの腕をとり…
私の左に立っ隼人おじさんの腕をとった。
『俺も絶対に杏とバージンロードを歩くんだ!!』
と駄々をこねる隼人おじさんに根負けしたパパは、苦笑いしながらしぶしぶおじさんの我が儘を聞き入れ、
「ほんとにこの人は、杏が生まれたときからどっちが父親だかわからないくらい杏にべったりだよな」
ため息をつきながらそう言ったパパは、文句を言いながらも私を可愛がる隼人おじさんをいつも優しく受け入れている。
颯馬くんと幸せになるのよ」
少しかがんだ私は、ママに教会の入り口でベールダウンをしてもらう。
その先に待つパパの左側に立ち、そっとパパの腕をとり…
私の左に立っ隼人おじさんの腕をとった。
『俺も絶対に杏とバージンロードを歩くんだ!!』
と駄々をこねる隼人おじさんに根負けしたパパは、苦笑いしながらしぶしぶおじさんの我が儘を聞き入れ、
「ほんとにこの人は、杏が生まれたときからどっちが父親だかわからないくらい杏にべったりだよな」
ため息をつきながらそう言ったパパは、文句を言いながらも私を可愛がる隼人おじさんをいつも優しく受け入れている。