あまい・甘い・あま~い彼に捕らわれて
「ん。俺ももっと杏といちゃいちゃベタベタしたい。

だけどどれだけ俺が我慢してたと思う?

ずっと杏だけを見てたんだぞ?

社会人になって二十歳越えなきゃ相手にしてもらえないと思って、ただの幼馴染みでいるのすごくしんどかった。」

お腹を撫でる暖かな手にそっと自分の手を重ねる。

「ちゃんともう意識してるから。

幼馴染みとしてじゃなくて、ずっと颯馬と一緒にいたい…」
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