あまい・甘い・あま~い彼に捕らわれて
「杏、好きだよ。

大好きだ。

ずっと俺だけのものにしたい。

好きだよ、杏……」


颯馬に名前を呼ばれると心臓がうるさいくらいに騒ぎだす。

キスの合間に囁く言葉に相馬をもっと強く求めてしまう…

「そう、ま、、、」

キスの合間に名前を呼ぶと、そっと合わせてきた唇が優しく私の唇を開き、自らの口内に私を呼び込む…

心地よくて甘いキス…

しだいに息が上がり、甘い香りと颯馬の香りに頭がくらくらする。

いつのまにかその大きな手は服の上から私の脇腹を撫でて、ブラウスの中に入り込もうとした瞬間我に返った。

慌ててその手を押さえて

「いやっ!

ダメっ、やめて相馬!」

手を止めた颯馬は、今度は首筋に顔を埋めて首筋に舌を這わせ出す。

「んんっ」

思わずでた声に颯馬が押さえていた手をぎゅっと握りしめて、下降していく唇は鎖骨に吸い付き、、、、
胸元に降りかけてその動きを止めた。









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