あまい・甘い・あま~い彼に捕らわれて
颯馬とのキスは…甘くて仕方がない…。

きっと、颯馬なら深く受け入れられる気がする。

だけど…ダメだったらどうしよう…。

そう思いながら購入したピンクの下着…

でもこれって、私ヤル気満々…!?

そう思うと急に恥ずかしくなってきた。

「颯馬がいけないんだよ!」

思わず漏れた一人言。

先程、別れ際に耳元で囁いた一言…

「今夜はゆっくり寝ておいてよ。

明日は寝かすつもりないから」

口角を上げてニヤリと意地悪く笑った颯馬は、もう弟みたいな幼馴染みではなく、男の色気を漂わせた大人の男の顔をしていて、私の心拍数は一瞬ではね上がった。






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