Neon
こういう時って普通、たすけてー!!とか叫んだりなんとか抜け出したりするしかないんだろうけど、今日の私はイライラしてた
私の悪いくせだが物事をあまり考えずに、ズバズバ言ってしまう時がある
特にイライラしてる時は
ぷっつん
『え、なんか切れた音が』
ゴンッ___
『いってぇ?!』
私は勢いよく彼の顔面に頭突きした
少し両腕を抑える腕が緩んだから素早く振り払い、部屋を出る
なんなのあいつ?!ありえない…!!
早く美亜に言って帰ろう
てか二度と来ない!!そもそも30万とか嘘でしょ絶対……
そんなことを考えながらズカズカと歩いていこうとすると
『おい、待てよ』
後ろから腕を引かれる
「待ちませんけど?!あんなことされて待つわけないでしょ」
『おいおい、俺に抱かれたいやつなんかいっぱいいんのにいいのか?
体でいいって言ってんだよ』
はぁ?????????
「あのねぇ?
確かにジュースぶっかけたのは私が悪い
でもさっきからなんなの?!
初対面の女の子押し倒して『俺に抱かれたいやつなんかいっぱいいる』だ???
ちょっとイケメンだからって調子乗んないで!
クリーニング代が欲しいなら働いて返しますからご心配なく!!!」
『ぷっ、あはははっ』
なに?と思って振り返ると_____