蝶姫ーチョウキー 裏の世界に住むもの
蓮「あぁ、姫華、月姫ーツキヒメーになれ」

は?月姫?何それ

姫華「月姫って何?」

月光「は?」

は?って言いたいのは私よ

剛「お前月姫も分からないのか!?」

姫華「知らないから聞いてるのじゃない」

剛「月姫って言うのはなぁ
簡単に言えば俺たちの仲間だ!!」

それじゃ月光と同じじゃない
なんでいちいち姫なんて言葉がついているの?
私が女だから?
意味がわからないわ

楼「剛、簡潔すぎますよ。
月姫と言うのは簡単に言えば私たちが
命に変えても守るべに存在です。
総長の彼女って事になりますので
総長と同じ権力持ってますし、姫という存在は
私たちにとって強みにも弱みにもなるので
族にとっては必要不可欠な人ですね。」

あーそーゆーこと。でも、

姫華「嫌よ。そんなめんどくさいこと出来るわけ
無いじゃない。」

蓮「姫華が俺と居た時点で姫華はもう狙われている」

姫華「私、自分の事ぐらい自分で守れるから。」

蓮「姫華、喧嘩できるのか?」

そりゃ、蝶姫ですから。
とか言えないから

姫華「護身術ぐらいね」

勇人「族相手に護身術は通じないよー」

いや、いざとなったら喧嘩するし

蓮「もう一度言う。姫華、俺たちの仲間に、
姫になれ。」
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