蝶姫ーチョウキー 裏の世界に住むもの
夢と現実

過呼吸

『あんたさえ、、、あんたさえ居なければっ!』
『お前はこの世にいらない存在なんだよ!』
バシッ!ドカッ!
『殴っても殴ってもあんたへの怒りが収まらないわ!』
姫華「ごめんなさいっごめんなさい生まれてきて
ごめんなさい」

はぁはぁはぁはぁはっはぁはぁ
い、い、息が苦しいっ

「...かっ」
「ひ...か」
「ひめか!起きろ!おい!」

私は夢の世界から現実世界へ戻った
そこには焦った顔の蓮がいた。
久々にあの夢見たなぁ
あれ、息が苦しいっ

姫華「はぁはぁはぁヒューヒュー」

蓮「過呼吸かっ!」

姫華「れっん」

助けて

蓮「袋...ねぇ!」
やばいっ意識が

蓮「我慢しろよ!」

姫華「んっ」
なんで私蓮とキスしてんの
あぁ、口移しで酸素を送ってくれてるんだ
ありがと蓮

数分後ー

姫華「落ち着いたよ蓮、ありがと」

蓮「悪ぃな大丈夫か」

姫華「大丈夫よ。良くあることよ」

そう。こんなことは良くあること

蓮「!?良くあんのか」

姫華「えぇ」

何驚いてるのよ
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