切愛願望~極上御曹司の庇護欲からは逃げられない~
「でも……!?」
反論しようとしたら、彼は私の唇に指を当てた。
「家族だ。もし、美月が敬語を使ったら、お仕置きするよ」
妖しく光る彼の目。
「お、お仕置きって……?」
おどおどしながら聞けば、彼は私の目を捕らえて楽しそうに微笑する。
「身体のどこかにキスする。最初は指とか?」
「玲司さん、じょ……冗談ですよね?」
ギョッとして声がうわずる。
「美月、そこは『冗談でしょう?』って言わなきゃ」
「あっ!?玲司さん、急に言葉を直すなんて無理で……じゃなかった無理〜!」
「無理じゃない。今自分で訂正出来たじゃないか。じゃあ、早速」
ニコッと笑って私の右手を取り、その人差し指にチュッと口づける彼。
……なんだろう。凄く……エロい。
たかが指なのに顔が熱くなる。
「玲司さんって意地悪」
じっとりと玲司さんを見れば、彼はニヤリ。
「身内によく言われる。美月はお酒飲める?」
反論しようとしたら、彼は私の唇に指を当てた。
「家族だ。もし、美月が敬語を使ったら、お仕置きするよ」
妖しく光る彼の目。
「お、お仕置きって……?」
おどおどしながら聞けば、彼は私の目を捕らえて楽しそうに微笑する。
「身体のどこかにキスする。最初は指とか?」
「玲司さん、じょ……冗談ですよね?」
ギョッとして声がうわずる。
「美月、そこは『冗談でしょう?』って言わなきゃ」
「あっ!?玲司さん、急に言葉を直すなんて無理で……じゃなかった無理〜!」
「無理じゃない。今自分で訂正出来たじゃないか。じゃあ、早速」
ニコッと笑って私の右手を取り、その人差し指にチュッと口づける彼。
……なんだろう。凄く……エロい。
たかが指なのに顔が熱くなる。
「玲司さんって意地悪」
じっとりと玲司さんを見れば、彼はニヤリ。
「身内によく言われる。美月はお酒飲める?」