切愛願望~極上御曹司の庇護欲からは逃げられない~
あ~、敬語使わないのって難しい。
私の返答に玲司さんが驚く。
「大学の時飲まなかったの?」
「……お酒は人を駄目にする」
何も考えずに言葉が出た。
お酒が母を変えたから、自分から好き好んで飲まなかったのだ。
「ああ、まあ飲み過ぎるとね。でも美月は少し酔うくらいがちょうどいいと思うけど。試しに食前酒飲んでみる? ジュースみたいに飲みやすいのあるし、ここで自分がどれだけお酒飲めるのかしっておくのもいいかもしれない。気に入らなけれ、飲まなきゃいいし」
彼の言うことももっともだ。
「じゃあ、ちょっとだけ」
私がコクッと頷くと、玲司さんは宿の人にお酒を頼み、桃の果実酒が運ばれて来た。
赤い小さなグラスがとても綺麗だ。
グラスを手に持つと彼もグラスを手に持ち、「乾杯」と私のグラスにカチッと重ねた。
「乾杯」と私も言ってグラスを口に運ぶ。
桃の香りがして甘くて美味しい。
私の返答に玲司さんが驚く。
「大学の時飲まなかったの?」
「……お酒は人を駄目にする」
何も考えずに言葉が出た。
お酒が母を変えたから、自分から好き好んで飲まなかったのだ。
「ああ、まあ飲み過ぎるとね。でも美月は少し酔うくらいがちょうどいいと思うけど。試しに食前酒飲んでみる? ジュースみたいに飲みやすいのあるし、ここで自分がどれだけお酒飲めるのかしっておくのもいいかもしれない。気に入らなけれ、飲まなきゃいいし」
彼の言うことももっともだ。
「じゃあ、ちょっとだけ」
私がコクッと頷くと、玲司さんは宿の人にお酒を頼み、桃の果実酒が運ばれて来た。
赤い小さなグラスがとても綺麗だ。
グラスを手に持つと彼もグラスを手に持ち、「乾杯」と私のグラスにカチッと重ねた。
「乾杯」と私も言ってグラスを口に運ぶ。
桃の香りがして甘くて美味しい。