切愛願望~極上御曹司の庇護欲からは逃げられない~
俺に告白してきた女の子はたくさんいたけど、あざとさを感じていつも冷たく断っていた。
彼女達は俺が真田物産の社長の息子であることを知っていて俺に近づく。
だが、美月はそうじゃない。
俺自身を見て言ってくれている。
しかも、酔った状態で口にしているのだから、本当の気持ちなのだろう。
そんな彼女だから、自分から触れたくなる。
サラサラした髪、柔らかくてスベスベした肌。
欲情せずにはいられない。
オスの本能が目覚める。
このまま抱いてしまいたい。
抱いて自分のものにしたい。
だが、それで本当にいいのか?
それじゃあ、矢島と同じじゃないのか?
ギュッと彼女の身体を抱き締めて、ハーッと息を吐く。
落ち着け。
今はその時じゃない。
理性を総動員して欲望を抑えた。
八歳も年下の女の子にこんな心乱されるなんてな。
「天使な顔で俺を誘惑するな」
ツンと美月の鼻をつついて自嘲する。
彼女達は俺が真田物産の社長の息子であることを知っていて俺に近づく。
だが、美月はそうじゃない。
俺自身を見て言ってくれている。
しかも、酔った状態で口にしているのだから、本当の気持ちなのだろう。
そんな彼女だから、自分から触れたくなる。
サラサラした髪、柔らかくてスベスベした肌。
欲情せずにはいられない。
オスの本能が目覚める。
このまま抱いてしまいたい。
抱いて自分のものにしたい。
だが、それで本当にいいのか?
それじゃあ、矢島と同じじゃないのか?
ギュッと彼女の身体を抱き締めて、ハーッと息を吐く。
落ち着け。
今はその時じゃない。
理性を総動員して欲望を抑えた。
八歳も年下の女の子にこんな心乱されるなんてな。
「天使な顔で俺を誘惑するな」
ツンと美月の鼻をつついて自嘲する。