切愛願望~極上御曹司の庇護欲からは逃げられない~
玲司さんの顔を見つめると、彼はキラリと目を光らせ私と目を合わせた。
「愛し合ったってのは嘘だよ。でも、美月から誘ってくれるなんて嬉しいな」
え~、私……誘ってなんかいないのに〜。
「え? あの? その……?」
でも、全否定するのもなにか違う気がして、言葉を探していたら、彼が急に表情を変えた。
「俺も愛し合うならちゃんと覚えておいて欲しい。だから、泥酔してる美月は抱かないよ。もう、外で酒は飲まないこと。俺が居酒屋に迎えに行かなかったら、どうなってたと思う?」
その真剣な眼差しに胸がドキッとした。
どうやってここに戻ったのかと思ったけど、玲司さんが迎えに来てくれたんだ。
また迷惑かけちゃったな。
もし玲司さんが迎えに来てくれなかったら……。
「どこか道端で寝てた……かも?」
玲司さんの顔色をうかがいながらそう口にすると、彼は少し表情を険しくした。
「愛し合ったってのは嘘だよ。でも、美月から誘ってくれるなんて嬉しいな」
え~、私……誘ってなんかいないのに〜。
「え? あの? その……?」
でも、全否定するのもなにか違う気がして、言葉を探していたら、彼が急に表情を変えた。
「俺も愛し合うならちゃんと覚えておいて欲しい。だから、泥酔してる美月は抱かないよ。もう、外で酒は飲まないこと。俺が居酒屋に迎えに行かなかったら、どうなってたと思う?」
その真剣な眼差しに胸がドキッとした。
どうやってここに戻ったのかと思ったけど、玲司さんが迎えに来てくれたんだ。
また迷惑かけちゃったな。
もし玲司さんが迎えに来てくれなかったら……。
「どこか道端で寝てた……かも?」
玲司さんの顔色をうかがいながらそう口にすると、彼は少し表情を険しくした。