切愛願望~極上御曹司の庇護欲からは逃げられない~
でも、恋人なんだってわかって、とても幸せだった。
私……愛されてるんだ。
ノワールは閉店してしまうけど、私には玲司さんがいる。
タルトを口にしながら、彼とここでの思い出話をたくさんした。
でも、なぜか頭がボーッとして眠くなってきて……。
母のことを相談しようと思ったけど、玲司さんだってお父さんのことや家業のことで頭がいっぱいだろう。
私が……自分で……解決……しなきゃ。
「美月、まだ伝えてなかったことがあるんだけど、実は俺は真田物産の……ん?美月聞いてる?」
玲司さんの問いかけに、「うん」と返事をするも瞼が重くなってきて、寝ないように何度も瞬きする。
「美月? 寝てる? おかしいな。酒は飲んでないはずなのに……」
玲司さんがなにか喋っているが、その声が段々小さくなり、静かな闇が私を包み込んだ。
私……愛されてるんだ。
ノワールは閉店してしまうけど、私には玲司さんがいる。
タルトを口にしながら、彼とここでの思い出話をたくさんした。
でも、なぜか頭がボーッとして眠くなってきて……。
母のことを相談しようと思ったけど、玲司さんだってお父さんのことや家業のことで頭がいっぱいだろう。
私が……自分で……解決……しなきゃ。
「美月、まだ伝えてなかったことがあるんだけど、実は俺は真田物産の……ん?美月聞いてる?」
玲司さんの問いかけに、「うん」と返事をするも瞼が重くなってきて、寝ないように何度も瞬きする。
「美月? 寝てる? おかしいな。酒は飲んでないはずなのに……」
玲司さんがなにか喋っているが、その声が段々小さくなり、静かな闇が私を包み込んだ。