切愛願望~極上御曹司の庇護欲からは逃げられない~
「うちで働いた方が早く返せる。利子だって一日何万もつくんだ。普通のOLじゃあ、返せねえ。まあ、諦めろ」
……悪魔だ。
母もどうしてこんな男を好きになってしまったのだろう。
こんな身体ではどこにも逃げられない。
助けを呼んだところで、矢島の店なのだから誰も来ないに決まってる。
私は……このまま矢島に襲われるんだ。
もう絶望しかない。
玲司さん……、今まで優しくしてくれてありがとう。
大学まで行かせてくれたのに、無駄になっちゃったね。
矢島が私のブラを引き千切ろうとする。
涙がじわじわと込み上げてきた。
矢島に襲われるなら死んだ方がましだ。
舌を噛み切って死のう。
そう覚悟を決めた時、「美月!」と玲司さんの声がして……ドンとドアが蹴破られる音がした。
……悪魔だ。
母もどうしてこんな男を好きになってしまったのだろう。
こんな身体ではどこにも逃げられない。
助けを呼んだところで、矢島の店なのだから誰も来ないに決まってる。
私は……このまま矢島に襲われるんだ。
もう絶望しかない。
玲司さん……、今まで優しくしてくれてありがとう。
大学まで行かせてくれたのに、無駄になっちゃったね。
矢島が私のブラを引き千切ろうとする。
涙がじわじわと込み上げてきた。
矢島に襲われるなら死んだ方がましだ。
舌を噛み切って死のう。
そう覚悟を決めた時、「美月!」と玲司さんの声がして……ドンとドアが蹴破られる音がした。