切愛願望~極上御曹司の庇護欲からは逃げられない~
玲司さんとの同居生活はホント心臓に悪いです。
キッチンに行って朝食の準備をする。
実は昨日コンビニに行って少し食材を買ってきたのだ。
玲司さんの家にはレストランにあるような立派な冷蔵庫があるけど、中にはペットボトルの水とチーズ、サラミくらいしか入っていなかった。
こんなんでどう暮らしていたのか不思議に思っていたのだが、今まで晴人君が朝食を買って来て玲司さんに食べさせていたらしい。
ご飯は昨夜炊飯予約してあるし、お味噌と玉子焼きと、焼き魚でいいよね?
いつもの要領でササッと作っていたら、不意に耳元で声がした。
「お味噌汁のいい匂いがする」
「わっ!」
ビックリしておたまを持ったままのけ反る。
いつの間にか玲司さんが濃紺のズボンと白のシャツという姿で立っていた。
「玲司さん、もう急に耳元で喋らないでください」
動揺しながら注意したら、彼は楽しげに笑った。
キッチンに行って朝食の準備をする。
実は昨日コンビニに行って少し食材を買ってきたのだ。
玲司さんの家にはレストランにあるような立派な冷蔵庫があるけど、中にはペットボトルの水とチーズ、サラミくらいしか入っていなかった。
こんなんでどう暮らしていたのか不思議に思っていたのだが、今まで晴人君が朝食を買って来て玲司さんに食べさせていたらしい。
ご飯は昨夜炊飯予約してあるし、お味噌と玉子焼きと、焼き魚でいいよね?
いつもの要領でササッと作っていたら、不意に耳元で声がした。
「お味噌汁のいい匂いがする」
「わっ!」
ビックリしておたまを持ったままのけ反る。
いつの間にか玲司さんが濃紺のズボンと白のシャツという姿で立っていた。
「玲司さん、もう急に耳元で喋らないでください」
動揺しながら注意したら、彼は楽しげに笑った。