切愛願望~極上御曹司の庇護欲からは逃げられない~
次に来たエレベーターに渡辺君と乗り、総務部のオフィスに向かう。
「おはようございます」と挨拶して入って行くと、指導員の先輩に声をかけられた。
「おはよう。松本さん、寮、引き払ったんですって?」
彼女は佐藤里香といって私の三年先輩。
背が百七十センチくらいあって、ショートヘア。女性だけど、目がキリッとしていて宝塚の男役の人みたいに格好いい。
優しくて、教え方も上手だ。
「あっ、諸事情ありまして。解約手続きを朝しないとって思ったんですけど、なにか書類ってあるんでしょうか?」
「もうシステムで申請されてて、部長も認可してるわよ」
およっ?
その申請は誰がしたのだろう?
寮の管理人さんかな?
まだ社内のシステムのことはよくわからないけど、キチンと処理がされてるなら問題なさそう。
「そうなんですね」
ニコッと笑って相槌を打って自分の席に行くと、パソコンを立ち上げる。
「おはようございます」と挨拶して入って行くと、指導員の先輩に声をかけられた。
「おはよう。松本さん、寮、引き払ったんですって?」
彼女は佐藤里香といって私の三年先輩。
背が百七十センチくらいあって、ショートヘア。女性だけど、目がキリッとしていて宝塚の男役の人みたいに格好いい。
優しくて、教え方も上手だ。
「あっ、諸事情ありまして。解約手続きを朝しないとって思ったんですけど、なにか書類ってあるんでしょうか?」
「もうシステムで申請されてて、部長も認可してるわよ」
およっ?
その申請は誰がしたのだろう?
寮の管理人さんかな?
まだ社内のシステムのことはよくわからないけど、キチンと処理がされてるなら問題なさそう。
「そうなんですね」
ニコッと笑って相槌を打って自分の席に行くと、パソコンを立ち上げる。