期間限定『ウソ恋ごっこ』
本当ならラブラブな学園生活がスタートするところなんだろうけど、そうはならなかった。
伊勢谷先輩は、もうちゃんとあたしたちのことを祝福してくれている。でも、だからと言って目の前でイチャイチャするような無神経なマネはできない。
それに近藤先輩のファンの目もある。
あたしが理不尽な攻撃をされないよう、学園内ではただの先輩・後輩として、ほとんど接触のない生活をしていた。
真央ちゃんからも、今はその方がいいってアドバイスされてるし。
あ、実は真央ちゃんにも以前とは違う大きな変化があった。
なにかと言うと、生徒会業務の手伝いをするようになったんだ。
先輩たちはもともと真央ちゃんに一目置いていたけど、あの伊勢谷先輩の家での一件で、優秀さを確信したらしい。
だから真央ちゃんを次期生徒会役員に推薦することにしたんだって。
先輩たちの後押しがあればもう当選は確実だから、今のうちから業務内容を叩き込まれているというわけ。
白鳥学園の生徒会役員を務めれば、今後の進路や学園生活で大きなメリットがあるし、『あたしが生徒会のボスになって美空を守ってあげる』って言ってくれてるんだ。
伊勢谷先輩は、もうちゃんとあたしたちのことを祝福してくれている。でも、だからと言って目の前でイチャイチャするような無神経なマネはできない。
それに近藤先輩のファンの目もある。
あたしが理不尽な攻撃をされないよう、学園内ではただの先輩・後輩として、ほとんど接触のない生活をしていた。
真央ちゃんからも、今はその方がいいってアドバイスされてるし。
あ、実は真央ちゃんにも以前とは違う大きな変化があった。
なにかと言うと、生徒会業務の手伝いをするようになったんだ。
先輩たちはもともと真央ちゃんに一目置いていたけど、あの伊勢谷先輩の家での一件で、優秀さを確信したらしい。
だから真央ちゃんを次期生徒会役員に推薦することにしたんだって。
先輩たちの後押しがあればもう当選は確実だから、今のうちから業務内容を叩き込まれているというわけ。
白鳥学園の生徒会役員を務めれば、今後の進路や学園生活で大きなメリットがあるし、『あたしが生徒会のボスになって美空を守ってあげる』って言ってくれてるんだ。