【本編】純愛DAYS〜恋×愛LOVE Diary〜
声もかけてやれない…
断られたんだろうなと悟る。



戻ろうとしたところ誠実にバッタリ遭遇したし、話しかけようとしたら光里ちゃんがいた。



こいつら、
付き合っているんじゃないか?
同級生たちは口々に言う。



話しかけよう、したけど邪魔出来ないな、
諦めよう。





夕方になっても、
望奈はポツリとひとりでいるし…元気がない。

俺にはどうすることもできなかった。




夕暮れ迫る校舎の外に、
誠実と光里ちゃんがふたりで話していた。



『じゃあな』


声をかけると誠実が駆け寄ってきた



『悠樹、ちょっと話があってさ。今イイか?』

『…振ったのか?告白されたん?』



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