【本編】純愛DAYS〜恋×愛LOVE Diary〜
次の日も、次の日も…。



光里にちょっかいばかりかける誠実を見ては、
ヤキモチをやく私までいる。



恋…だよね。

間違いないよね…。




そんな私は、
加山望奈【かやま・みな】




私は何年振りかに見る誠実に恋をして、
初恋というものを感じた。




ある日の夕方__




野球部の練習が終わるのを待っていた。

もちろん、誠実を待っているため。

いっしょにいたいってだけで…
いっしょに笑いたいだけで…





『誠実くん!お疲れ様でした』


汗ダクになる誠実を待っていただけあって、
駆け寄っていった私に呼び掛けたら驚いた。



『どうしたん?』

『い…いや。べつに…。いっしょに帰らない?』

『あ。良いけど帰り道、違わない?』

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