【本編】純愛DAYS〜恋×愛LOVE Diary〜
田畑の中から出ると、
それまで叫んでいた悠樹の姿はなかった。

…行っちゃった?
…帰った?



私は戻ることはやめて帰ることにした。





私…
もう限界だよ。


…もうやだよ。


つらすぎる現実。


現実逃避したい気持ちすらあったのは本当で、
私は夜道を歩くと、
近くにあるゲームセンターに入っていた。



ここなら誰も会わないで済む…

知った人は来ないだろうから…



夜遅くに帰って寝て忘れようとした。





朝になって、
学校へ行くのは本当はしんどい。



『望奈、おはよう』

『おはよう』



光里は常にこんな私にだって声をくれた。



昼休みになって体調が優れないから、
保健室に行く。
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