【本編】純愛DAYS〜恋×愛LOVE Diary〜
この時、
俺は唯香ちゃんの唇に口づけした。





『好きだよ、俺。やっぱり…好きだ。
矛盾した気持ち嫌だったけど…。』

『初田くん…、大丈夫。私、好きなの。』

『唯香ちゃん…。度胸あるな…。俺、だらしないよ。でも好きやし…』



一室の片隅に居座りながら…
下校のアナウンスが流れてくるまで、
キスを交わし合うふたり。



“何言われたって大丈夫…
好き…”


__信じるしかなかった。

__信じるって思えた。



望奈、こんな俺を許してください。

望奈の友達の唯香ちゃんとの時間を…



日にちが経ってもいない俺が、
少しずつ好きになった女性だった。



きっと、
許せないとは思う…
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