【本編】純愛DAYS〜恋×愛LOVE Diary〜
『分かってる…。私だって…好きだよ、誠実のこと』

『どれくらい好き?』

『うーん……これくらい好き』



そう言って彼女が手を広げて示すけど、
手が短く…





『分からん…』

『じゃあさ、誠実は?どれくらい好き?私のこと…どれくらい好き?』

『お前は?光里…』

『世界一好き』

『俺は……宇宙一…』





お互いの視線がぶつかり合うと、
時間が止まった気がした。



俺らはしばらくお互いのこと意識したのか、
目をそらすことなく見つめあった。





『宇宙一…、ずるいな。誠実は…いつも。
いつもドキドキさせる…。』

『俺だってドキドキしてんだからな…』

『なら、私も宇宙一…』
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