【本編】純愛DAYS〜恋×愛LOVE Diary〜
伝えることが必要だとわかって、
すべて包み込もうとした…



諦めない。



一時期の阿佐の気持ちが、
どんなものか…
このときになって分かった気がした。





やっぱり…
駄目なのかも知れない……






『誠実……。苦しいから…。誠実だって苦しいと思う…。
今までみたいに出来ない。
別れたい…』





…突きつけられた現実。





『俺、なんかあったら駆けつける。
それだけ忘れないでくれる?
連絡先だけはそのままにしておいてくれるか?』

『自分勝手にごめんなさい……。』

『光里、お願いがある……』





涙ぐむ光里は顔をあげた…






『何…?』

『抱かせて欲しい…』
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