【本編】純愛DAYS〜恋×愛LOVE Diary〜
このときはまだ…
好きだってこと言えなかった。


阿佐くんに気持ち、言えなかったよ。

誠実を振ったあと……



『ドライブ行くぞ。乗って…』





泣きじゃくる私をドライブに誘ってくれた阿佐くん…





『阿佐くん……。少しだけ寄って欲しいところがあって…。
駄目だと言うなら諦めるし、呑み込むから』

『何処に寄ったらいい?』

『最後でいい…。誠実の自宅の前まで…』





横目でチラッと見た阿佐くん



『行って来たらいい。俺は待ってるから』





車は沈黙になり、
音楽だけが大音量で流れていた。



車を走らせる中、
車は……誠実の自宅の前まで着く





反対車線から、
誠実が運転する車が走ってくる





忘れもしない……
運転する姿がカッコ良かった誠実…





私は、
背中を丸めて座り込む始末。





『誠実じゃん……
行けよ。行って来い…』





誠実が車庫入れする姿を見た


横顔はどこか寂しそうにも見えた…


私のせいだよ…

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