【本編】純愛DAYS〜恋×愛LOVE Diary〜
開いた窓から聞こえる声…



阿佐くんが誠実の元へ駆けていく姿。





しかし、
誠実は自宅の中へと消えてしまった。





『アイツ、かなり苦しんでしまってるよ。いいのか?』

『行って…お願い…』





エンジンをかけて向かおうとしたところ、
誠実の姿が自宅の前に…





『せいじ……。』



ふたりの声が合わさった





誠実が車の方へ走って寄ってくる。





『せいじ…。』

『阿佐……』



ふたりの前に現れた誠実…



『ごめんな…阿佐…』



誠実は阿佐くんに謝ると同時に、
私の方を見る。





私と誠実が笑い合うことはなかったけど、
見つめ合ってしまった。



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