【本編】純愛DAYS〜恋×愛LOVE Diary〜
声を掛け合うこともなく、
別れたことを物語っていた…



誠実と阿佐くんはふたりきりで話をする…そう言っている…




誠実の自宅の前に座り込むふたりは、
何を話しているんだろう。





30分ほどした頃、

誠実と阿佐くんが笑い合う姿が映る。



私たちふたりには、
もう戻れない__…




私が最後に会いたかった誠実…

私が最後に行きたかった場所…



しかし、
足が進まないって思ってしまったから。





しかしだった…






歩み寄ってきてくれたのは……

言うまでもなかった




私の元に来たのは…





……誠実本人だった。





『光里、少しだけ話そう…』




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