【本編】純愛DAYS〜恋×愛LOVE Diary〜
そういった話や言葉が…
日常のなかで良く出てきた阿佐くん






何事も真剣で、
正直な阿佐くんには救われる。





喫茶店を出た私たちは、
アクセサリー屋さんに入っている。





『光里、指が細いな。
何号だろう?』

『9号…』





隣にいた阿佐くんは、指輪を眺めている…





『可愛い〜…。可愛くない?』

『かわいいじゃん。買ってやる。』

『そんな…、良いよ。高いから…』

『任せろ。』




そういった矢先、
レジに並ぶ阿佐くんは購入してすぐに

『ほら…手出して。』




指輪は左手の薬指へ…



『いつか結婚しよう……』

『うん…。航ちゃん、大好き……』
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