【本編】純愛DAYS〜恋×愛LOVE Diary〜
誠実も連絡が来た模様…。





アパートの下には、
無情にも誠実の姿があった…





鎮痛な面持ちをしたまま、
私の肩を抱いて
車に乗せてくれる誠実…






久しぶりに会うけど、
もちろん笑いはなく…


ふたりは、
涙をすするまま病院へとたどり着く。





誠実はというと、
高校時代を共にした仲間たちに電話を取っていた。





『光里、行こう…。』

『誠実……。私、怖いから…いて良い?』

『光里……。俺がいる…。』

『誠実くんと光里さん?ごめんね、真夜中に…』






阿佐くんのお母さんとお父さんと兄妹かな。




『航大は?』




誠実はいつもの落ち着きをなくし、
ご両親に詰め寄る。





『今、緊急手術だから……。』
< 534 / 598 >

この作品をシェア

pagetop