【本編】純愛DAYS〜恋×愛LOVE Diary〜
『そんな……』





手術室のランプが点灯していた……





『航大、どうして…。』

『誠実…や、やめて…お願い…。
私のせいなの…、私の…せい…』

『どうしてお前のせいなんだよ…』

『誠実くん。大丈夫だから…。
光里さん…あなたのせいじゃないわ。
警察の身元検証では、
後続車がぶつかって来たの。
3台の玉突きなんだって…』





私とあの時間までいなければ良かった…

明るい時間に帰っていれば…


私は帰る時間に悔やんでも悔やみきれなかった。





『私、一緒にいたし……。23時半くらいまで。』

『光里…自分を責めるなよ……』



このとき、
誠実の手が私の背中にあった…




怖くて、誠実の肩に寄りかかるので精一杯だった。



しかし、
誠実って頼りになる…


不謹慎にも支えて欲しい、そんな気持ちさえあった。

別れたのは、
伝えたのは私の方…







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