【本編】純愛DAYS〜恋×愛LOVE Diary〜
それから1時間ほど、
手術室のランプが点灯していた
阿佐くんのご両親が主治医の先生と話をしていた間……
長椅子には誠実と私のふたりが座っている。
『アイツ…』
『誠実……ごめんね』
『アイツ、回復するまで待とう』
そう言うと、
私を抱きしめてくる誠実…
『誠実、阿佐は…?』
病院の長い廊下を叫びながら走るのは悠樹くんだった…
『アイツ…。シーっ…うるせぇ』
誠実が言う方角には悠樹くん…
その後ろから望奈の姿があった。
夫婦になって、
ふたりの間に産まれた長女の瑠夏(るか)ちゃんはもう2歳になっていて…
望奈の腕の中で、
ぐっすり眠っている。
『アイツ、後続車にぶつけられたんだ…。
玉突きなんだって…。
まだ手術中だ…』
手術室のランプが点灯していた
阿佐くんのご両親が主治医の先生と話をしていた間……
長椅子には誠実と私のふたりが座っている。
『アイツ…』
『誠実……ごめんね』
『アイツ、回復するまで待とう』
そう言うと、
私を抱きしめてくる誠実…
『誠実、阿佐は…?』
病院の長い廊下を叫びながら走るのは悠樹くんだった…
『アイツ…。シーっ…うるせぇ』
誠実が言う方角には悠樹くん…
その後ろから望奈の姿があった。
夫婦になって、
ふたりの間に産まれた長女の瑠夏(るか)ちゃんはもう2歳になっていて…
望奈の腕の中で、
ぐっすり眠っている。
『アイツ、後続車にぶつけられたんだ…。
玉突きなんだって…。
まだ手術中だ…』