【本編】純愛DAYS〜恋×愛LOVE Diary〜
私はひとり、トイレに向かった。

その時…
トイレで留めていた涙が流れ出た。




しばらく泣いたあと、
化粧が落ちていると知りメイクを直すんだけどうまくいかない…。




『笑顔しかないっ』


…顔を叩いて、
トイレを出た先、ちょうどのタイミングで誠実くんと光里がふたりで入って来た。


『こんばんは〜』


いつになく仲が良いように見えたけど、気にしない素振りを見せている私。



『座りなよ。遅いな…。
まだ揃ってないんだけどね…』


と、番長も困った様子だけど料理やドリンクを運んでくれる。




『うまそう〜。食べたい…』


光里が誠実くんを見ていたのは知ってる。

ふたりが見つめ合うのも。

誠実くんが光里の頭に手を置くのだって見てしまった…
< 65 / 598 >

この作品をシェア

pagetop