【本編】純愛DAYS〜恋×愛LOVE Diary〜
『何で…。照れてるー?』

『照れるやん。嬉しいけどね…』



と、
手を繋がれ…
近くの椅子に腰をかける。




『熱い……』

『燃えた?』

『違うし…』



そう言う誠実は席を立つと、
私の横に座り…
私の肩を抱いた。




『どうしたの?』

『抱きたい…』



ふたりとも顔が見れなかったし、
顔が熱くなってしまった。



『うちら…何?
ここはまずいよ…』

『じゃ、俺ん家に来いよ』



…思考停止…



『嫌か?何もしないよ。行こう!』



このとき、
私思いました…

時が止まればいいのに。って。



なんだか幸せに思っちゃったの。




導かれるまま、
たどり着いた誠実の家___
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