見習い夫婦~エリート御曹司と交際0日で妊活はじめます~
「なんか甘酸っぱいですね~。いいなぁ」
ふたりの年の差恋愛模様にキュンとしてひとり言を漏らすと、周さんがそこはかとなく甘さを含んだ声をかけてくる。
「俺たちも仲よくしようか」
「え?」
一瞬意味がわからずキョトンとした私は、あっという間に彼の腕に包まれていた。
「……君を抱きたい。もうキスだけじゃ足りないんだ」
耳元で色気たっぷりの声が囁き、ドキンと心臓が喜ぶように飛び跳ねる。
つわりの時期は性欲もどこかへ行ってしまっていたし、周さんも私を気遣ってキスしかしていなかった。
でも、体調がよくなった最近は、触れ合えないのが寂しくなっていたところなのだ。周さんもかなり我慢していただろう。
火照る顔を胸に埋めたまま「私も」と呟くと、彼は嬉しそうに小さく笑い、額にキスを落とした。
沈みそうな夕日に、私たちの素肌が朱く照らされる。彼の筋肉の線や柔らかな髪、欲情した綺麗な顔も。ロマンチックでちょっと切なく、扇情的な光景だ。
妊娠したおかげで張っている胸に触れられ、私は甘い吐息を漏らして身をよじる。
ふたりの年の差恋愛模様にキュンとしてひとり言を漏らすと、周さんがそこはかとなく甘さを含んだ声をかけてくる。
「俺たちも仲よくしようか」
「え?」
一瞬意味がわからずキョトンとした私は、あっという間に彼の腕に包まれていた。
「……君を抱きたい。もうキスだけじゃ足りないんだ」
耳元で色気たっぷりの声が囁き、ドキンと心臓が喜ぶように飛び跳ねる。
つわりの時期は性欲もどこかへ行ってしまっていたし、周さんも私を気遣ってキスしかしていなかった。
でも、体調がよくなった最近は、触れ合えないのが寂しくなっていたところなのだ。周さんもかなり我慢していただろう。
火照る顔を胸に埋めたまま「私も」と呟くと、彼は嬉しそうに小さく笑い、額にキスを落とした。
沈みそうな夕日に、私たちの素肌が朱く照らされる。彼の筋肉の線や柔らかな髪、欲情した綺麗な顔も。ロマンチックでちょっと切なく、扇情的な光景だ。
妊娠したおかげで張っている胸に触れられ、私は甘い吐息を漏らして身をよじる。