お見合い相手のお姉さん・・・好きになってもいいですか?
キスがだんだん深くなり・・・。
紗良の服をたくし上げ、胸に触れてくる結人。
「今日は、可愛い下着なんだね」
ピンク色で白いレースがついている、可愛い紗良の下着をスルッと下げてしまうと、結人はそっと唇を這わせた。
抵抗したくても、何故かできない。
結人の唇がここちよくて・・・。
するっとティーシャツを脱がされてしまい、首筋に・・・鎖骨に・・・胸に・・・結人の唇が降りてくる・・・。
ひょいと抱きかかえられ、そのまま寝室へ紗良を連れてゆく結人。
ベッドに寝かされると。
ふわりと心地よい匂いがしてきた。
紗良は恥ずかしそうに顔を背けた。
「な、なんでよ・・・」
シレっとした声で紗良が言った。
結人は服を脱ぎながら紗良に覆いかぶさった。
「なんで? 私を・・・抱くの? 」
シレっとした顔をしている紗良だが、目は潤んでいた。
「私なんか・・・」
泣きそうな顔をしている紗良。
「俺はお前が好きだ。だから、抱きたい。・・・あの夜の事だって、後悔していない」
「何言っているの・・・? 」
潤んだ目を見られたくない紗良は、そっと顔を背けた。
そんな紗良をギュッと抱きしめる結人。
「お前の荷物を、俺に分けてくれ。・・・どんなに重い荷物でも、2人で持てば軽くなるんだから」
優しくしないでよ!
紗良は心でそう言った。
そっと結人がまた、紗良の唇にキスをした。
結人の優しい唇が、紗良の唇を覆いつくしてくれる・・・
「紗良・・・愛しているよ・・・」
何度も、何度も絡み合うキス・・・