囚われの総長

案内

陽「ねぇねぇ…君名前なんて言うの？」

彩芽「あっ…神崎彩芽ですっ！」
自己紹介してなかったと思い慌てて名乗る

陽「ふぅん…彩芽ちゃんは雷龍って知ってる？」

彩芽「雷龍…？」

陽「知らないんだね…雷龍って言うのはね？世界NO.1の暴走族なんだー」

彩芽「そ、そうなんだ…」

陽「そこの幹部が俺なんだよね〜」

彩芽「えぇぇ？？」
あまりの衝撃に大声出してしまい口を抑える

陽「んで…さっき彩芽ちゃんがぶつかったのが雷龍総長の蓮なんだよ」

彩芽「え、え、…とんでもない人にぶつかってしまった」
シュンっと項垂れなにかされないかなと考える

陽「何かされないかなとか考えてる？」

彩芽「あ、そんなことは…」

陽「そこら辺の族と一緒にしないでよ俺らは一般人は襲わないよ」
安心させるような優しい声で教えてくれる

彩芽「うん…ごめんね」

陽「ねぇ…今日放課後暇？」

彩芽「え？暇だけど…」

陽「俺らの倉庫に来てみない…？」

彩芽「でも…私なんかが行っていいもんなの？」

陽「だめだけど…俺がいいって言ってるんだからいいんだよ♪蓮が怒れば帰ればいいしね？」

彩芽「わかった…」

陽「じゃあ…放課後ね♪ここ理事長室だからじゃあね〜♪」
そう言って走って行ってしまった…