卑劣恋愛
「あとは放課後、山小屋で待機すればいいだけだ」
「そうだね。その時は智樹は山小屋の外で待機しててね? なにかあったら、すぐに呼ぶから」
「わかった。他にやることは?」
あたしは智樹の質問に左右に首を振った。
「なにもないよ。ありがとう」
もうすぐだ。
もうすぐ武は、あたしだけのものになる。
「そうだね。その時は智樹は山小屋の外で待機しててね? なにかあったら、すぐに呼ぶから」
「わかった。他にやることは?」
あたしは智樹の質問に左右に首を振った。
「なにもないよ。ありがとう」
もうすぐだ。
もうすぐ武は、あたしだけのものになる。