真実を知った時、僕は1%の奇跡を願った
次の日、私はあの歩道橋で
響輝君を待ったけど全然来なくて
その次の日もまたその次の日も待ったけど
響輝君がもう一度あの場所に現れることがないまま時は過ぎた。
1ヶ月くらい経ったある日
私は不思議な夢を見たんだ。
高速道路で車が衝突する事故の夢。
なんでこんな夢見たのか
分からなかったけど
数日後、ニュースで私は同じ光景を見た。
それから何度も
夢を見るようになった。
私はその夢が怖くて仕方なかったけど
調べていくとそれは
予知夢と言われているものだとわかった。