真実を知った時、僕は1%の奇跡を願った
こんな能力を持ってしまったこと、
最初は受け入れられなかった。
人が亡くなったりケガする夢を
何度も何度も夢に見る。
それがすごく嫌で怖くて、
眠れなくなった時もあった。
だけど、ある時考えを変えることにしたんだ。
これは、両親から私へのメッセージなんじゃないかって。
2人が命を懸けて守ってくれたこの命で
たくさんの人を救えるようにって。
なんとなく、ふとそう思った。
それから私は出来る限り、
予知夢が現実に起こらないように行動した。
それは小さいことから大きいことまで。
中には探し物がどこにあるか
なんていう夢まで見ることができたから
大切なものを見つけてあげられたり、
逃げてしまったペットを無事保護することも出来た。