これが恋だと言うのならば
「え、嘘、朝陽、保健室!保健室連れて…あ。」
彼女達の一連のやり取りを見ていると、ニヤリと怪しい笑みを浮かべた麻衣さんと目が合った。
…嫌な予感がする
「柊〜!!!朝陽のこと保健室連れてってー!!」
…当たった、嫌な予感。
「えー、冬夜行っちゃうの〜!?彩乃も行くよ〜」
「あぁ、そうしてくれたら助かる」
…今、前園さんと2人とか、気まずすぎるし。
「ダメだよ彩乃〜、朝陽の代わりに彩乃が入るんだから!」
…麻衣さん、余計なことを…
あーもう、仕方ないなぁ…
ひょこひょこと俺の元にやってくる前園さん。
「大丈夫?」
「うん!全然平気!」
平気、と言いながら足を引きずる彼女。
…危なっかしいなぁ
「肩貸す?」
「えっ、大丈夫だよ!それに柊君の方が背高いから届かないよ」
えへへ、と笑う彼女。
…やっぱり、安心するんだよなぁ。
「じゃあ、手、掴んでていいよ」
ん、と手を出す
…何やってんだろう、俺
「あ、ありがとうっ」
差し出した俺の手をぎゅっと握る彼女。
…なんだろう
心が、締め付けられる。
彼女達の一連のやり取りを見ていると、ニヤリと怪しい笑みを浮かべた麻衣さんと目が合った。
…嫌な予感がする
「柊〜!!!朝陽のこと保健室連れてってー!!」
…当たった、嫌な予感。
「えー、冬夜行っちゃうの〜!?彩乃も行くよ〜」
「あぁ、そうしてくれたら助かる」
…今、前園さんと2人とか、気まずすぎるし。
「ダメだよ彩乃〜、朝陽の代わりに彩乃が入るんだから!」
…麻衣さん、余計なことを…
あーもう、仕方ないなぁ…
ひょこひょこと俺の元にやってくる前園さん。
「大丈夫?」
「うん!全然平気!」
平気、と言いながら足を引きずる彼女。
…危なっかしいなぁ
「肩貸す?」
「えっ、大丈夫だよ!それに柊君の方が背高いから届かないよ」
えへへ、と笑う彼女。
…やっぱり、安心するんだよなぁ。
「じゃあ、手、掴んでていいよ」
ん、と手を出す
…何やってんだろう、俺
「あ、ありがとうっ」
差し出した俺の手をぎゅっと握る彼女。
…なんだろう
心が、締め付けられる。