これが恋だと言うのならば
「じゃ、行こっか。」


「うん!!」


朝陽の小さな手をぎゅっと握る。


「冬夜君の手、つめたーい!夏なのに!」


「そう??朝陽が暖かいだけじゃない??」


「えー?冷たいよー!私の友達より全然手暖かい!」


「…そっか」


…友達って、男?


そんなに色んな人と手を繋いだことがあるのかな…?


「うん!かき氷のお店どこにあるの〜?」


とりあえずは、デートに集中しよう。


あと何回デートできるかも分からないし。


「駅の近く。10分くらい歩くけど平気?」


「うん!全然ー!冬夜くんとならどこまででも歩けるよ!!」


「ははっ、なんだそれ」


「え、ほんとだよ!?どこまででも歩けるし、どれだけ待ってもいいって思うの!!」


「うーん、よくわかんないけどありがと?」


「えー、わかんない〜?んー…伝われぇ〜!」


「ははっ、あ、電車来た、乗ろ?」


「あっうん!
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