favorite flower
『良かった。
また、キスしてもいい?』

返事を待たずに
近づく彼を受け入れた。

『なんで…泣いてるの?』

泣いて…本当だ。
私、泣いてる。。

『ごめん、嫌だった?』

『違っ、違うの。
嬉しくて、その、幸せで…
私も、私も、橘くんが好き』

その後は互いに求め合った。

ベッドで初めて彼に抱かれた。

『あかり、好きだよ』

『あかりも、俺の事、名前で呼んで』

『りく、好き』

『うん、もっと教えて?』

幸せ過ぎて怖い…
大好きな璃空と、歩夢との時間が
このままずっと…
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